12, 07. 2012 エゾノシモツケソウ


朝方の雲は7時過ぎには切れて、昨日は雲は多めながら気温が上がり、蒸し暑い一日となった。今日から雨の予報が出ていたが、植え込んだばかりのセンニンソウやナツエビネ等花を付けて欲しい植物に水をかけた。レンゲショウマに水をかけようとして、小さなビーズ玉の様な蕾が付いているのを見付けた。3年振りに、今年は花を付けてくれるらしい。赤紫色の丸い蕾を見せていたエゾノシモツケソウが咲き出した。繊細な美しい花。園芸種で、キョウカノコという数倍大きな種があるが、花の色が強くて好きではない。





2時少し前に、夕食の素材を買い求めに出かける。北西を廻って行こうと、住宅街を西へ向う。ネムノキの葉が繁って来ていた。葉の上に黄色く見えている部分があったが、位置が高くて花序なのかどうか判別出来なかった。ガマズミの実が赤味を帯びて来ていた。白い花を付けていたキイチゴには実が生って色付いていた。常緑の木蔦の冬を越した葉の上に、新たな初々しい葉が出ていた。黄色い小さな花を付けていたアスパラガスには、丸い小さな実が先端近くまで成っていた。








北の沢の遊歩道を北へ抜ける。沢は鬱蒼として、樹々の葉は深い緑色になっていた。もう葉の色で樹の区別は付かなくなっている。三番通りを越えて北の住宅街に入る。花が終ったばかりのキウイに、小さな実が出来始めていた。花の数より実の数は随分少ない。未だ花を付けているスモークツリーを見上げて、東へ向う。





南北に走る幹線道路を少し北へ下って、北西の原野を見渡す。先日はシナガワハギで黄色かった原野にシロバナシナガワハギが加わって、表情が柔らかくなっていた。南へ戻り、住宅街を東ヘ進む。ドキッとする程色の強い百合が彼方此方の庭で咲き出し始めた。先日見かけたオカトラノオが未だ咲いていた。ラベンダーの花が最盛期。赤や黄色の百合よりは、ずっと好ましい。





エゾノシモツケソウ Filipendula glaberrima バラ科