08, 06. 2012 ヤグルマソウ


前日の雨が上がり,曇の予報が出ていた昨日は,雲は多めながら陽が射した。余り激しい雨ではなかったので良く地面に吸い込まれ、乾燥気味だった庭は程良く潤った。仕事の合間に,庭を一巡する。チョウジソウが咲き始めていた。もう少し咲き揃ったら,再登場させたい。西の境界付近のヤグルマソウも咲き始めていた。赤茶色だった葉はすっかり緑色となり,僅かに黄ばみが残っているが,ごつごつした茶色の塊が白い花に変じた。此の後花は白さを増し、花の跡に緑色の実を付ける。





仕事の区切りが付いた2時前に,散歩に出かけた。毎日拝見しているS大M教授のブログに、オオヤマレンゲが登場していた。頭の地図に入っている四箇所のオオヤマレンゲを見て回ることにした。最も開花の可能性が高い,北東の木から見ることにする。気温が高めの日が続いていたので,花は開いていた。柱頭の周囲を取り巻く雄蕊の赤が鮮やかだった。





住宅街を南西に向う。テッセンが開いていた。やはり、モンタナより姿が佳い。昨秋、サルナシが生っていたお宅に立寄る。葉の影に丸い実が出ていた。花芽だろうか。住宅街の中の畑では,植え付けの作業が進められていた。様々な野菜が植えられ,畑は殆ど野菜で埋っていた。一番通りに面したお宅のオオヤマレンゲは,僅かに1輪開いたばかりだった。南西へ向い,昨年見事な花を見せていた木に立寄る。今年は蕾の数が少なく,未だ開花していなかった。







南の緑地帯傍の,最も大きい樹を見に向う。南向きの庭の大きな樹は,花を開いていた。幹が太く,数十年は経っているものと思われる大木。来週には満開になるものと思われる。緑地帯を北へ戻る。葉の上に実を付けた巨木を見付けた。ハナイカダなら実は一つで,葉がもう少し大きい筈。何の樹なのだろうか。東町公園を通り抜け,シラカバ公園を通って戻った。木陰が気持ち良く感じられる季節となった。






オオヤマレンゲ Magnolia sieboldii sap. japonica モクレン
ヤグルマソウ  Rodgersia podophylla ユキノシタ