29, 04. 2012 駆け足の春


大型連休初日の昨日は、朝から良く晴れて気温も上がった。早朝はストーヴの火を入れたが、教室が始まる頃には熱くなって火を止めた。窓も少し開けて、外の空気を入れてみた。微風で、外気が気持ち良い。教室が始まる前に、庭を一回りする。前日1輪開いたカタクリが、2輪目も開き始めていた。ニリンソウも咲き始めた。株分けしたキバナノアマナも開き始めていた。植物園で見たエゾヒメアマナよりも葉が長く、花も幾分大きい。






教室を終えて掃除を済ませ、もう直き出来上がる作品を水張りした。夕食に蕗の薹のきんぴらを作ろうと、少し早めに夕食の素材を買い求めに出かけた。バッグにビニール袋と、鞘の付いた果物ナイフを入れて出かけた。ナナカマド公園を南へ抜ける。ナナカマドの葉が開き始めていた。住宅街を南東に進む。庭木のミズキが咲いているお宅があった。一番通りに近いお宅で、鯉幟が飾られていた。高齢化が進む団地では、鯉幟の数が減って来ている。





一番通りを東へ向う。シデコブシだろうか。小さな木の割には、随分よく花を付けていた。空地になった住宅地に、土筆が出ていた。地面から頭を出したばかりのものもある。東の沢の西の道に入る。先日見かけた蕗の薹は、程の良い大きさになっていた。蕗の薹をビニール袋一杯に採取した。黄色いネコヤナギがあった。バッコヤナギという種らしい。先日中央の沢で見かけたのも、同じ種だったと思われる。ヒヨドリが芽を啄んでいた。此の時期は実ものもなくなり、新芽を食べているらしい。







沢に沿って北へ向う。先日まで白い芽を見せていたネコヤナギが、もう緑色に変じていた。長い冬を耐えて来た植物の動きが活発になって来た。カシワの芽も分離し始めていた。沢の樹々は萌えていた。沢に続くあかしあ公園のエゾサンザシが、黄色い葉芽を見せ始めていた。昨日、道庁構内で見かけた鮮烈な赤い花の写真を載せたら、早速MIXI友のSさんから、楓の仲間のハナノキではないかと、ご指摘を戴いた。別名ハナカエデ。昨日の日記に植物名を加えた。




カタクリ    Erythronium japonicum ユリ科
キバナノアマナ Gagea lutea ユリ科
バッコヤナギ  Salix bakko ヤナギ科 別名 ヤマネコヤナギ