19, 04. 2012 長引く雨


曇の予報が出ていた昨日は、9時過ぎから霧雨が降り続いた。頭が重くなる様な薄暗さ。酷く損をした様な気分になる。前日に引き続き、バッグの縫いを進めた。結構肉厚の革なので、仕上げに近付く程手強くなる。ミシン針を2本も折ってしまった。

少し雨が小止みになった2時過ぎに、夕食の素材を買い求めに出かけた。歩き易い土の遊歩道は泥濘が出来ているので、味気ない歩道を歩いて一番通りへ向った。車道も歩道も、雪は完全に融けていた。南向きの庭を眺めながら、東へ向う。低い塀の下で、トリカブトが生きの良い新芽を広げていた。前回通った折には雪が残っていた塀の前の植込みに、福寿草が勢揃いしていた。庭の福寿草は蕾を上げているが、日照がないので開いていない。




東の沢沿いに北へ向う。沢を背にしたお宅の小さなヤマボウシが、芽を出していた。小さな木ながら、昨年は花をしっかり付けていた。最上部の写真がヤマボウシ。雪の重みで地に平伏していたクマザサが、起き上がって来ていた。蕗の薹が彼方此方に出ている。大分大きくなって来た。沢から西へ突き出る形のあかしあ公園の雪も、大分融けて来た。エゾサンザシに、赤味を帯びた芽が出ていた。花の様に黄色の葉を展開させる植物。






いち早く芽を出していた道端のエゾノギシギシは、赤い葉を広げ、もう葉が緑になっている株もある。クマザサ同様、勢力の強い植物。三番通りの中央分離帯シナノキの巨木は、肉眼でも梢の芽が見える様になって来た。買物を済ませて戻る途中、枯れた様に見える蔦に、赤い小さな芽が出ていた。





今朝は敷石が乾いているので、雨は上がったらしい。空はねっとりとした曇空。日射しは期待出来そうにない。