17, 04. 2012 進む雪解け


午後僅かに晴れ間が出たものの、昨日はすっきりせぬ天候となった。午前中僅かに薄日が射す。今日は雨の予報が出ていたので、充分な日射しではなかったが仕事を進めた。正午を過ぎて、明るさが増して来た。陽を惜しんで仕事を進める。一区切り付いたら、2時半を大分過ぎていた。

庭も目に見えて雪が減って来ている。今日は雨で余り距離は歩けないことを考え、四番通りを廻る散歩に出かけた。ナナカマド公園を東に抜け、住宅街を東に進む。何の花だろうか。小さな紫色の花が咲いていた。園芸種かと思われるが、春早く咲く好ましい植物。未だ花序は俯き加減だったが、石塀の輻射熱でエゾエンゴサクが咲き出していた。透明感のある青が美しい。前日出かけた土手や鉄道林前の道が青くなるのも、そう遠いことではなくなった。





更に東の住宅街では、ヒマラヤユキノシタが蕾を上げていた。葉も殆ど傷まず、良い状態だった。冬の間屋内に入れられていた飼い犬が、庭に出されていた。此の犬は決して吠えない。




東の沢に沿って北へ向う。沢の樹々の梢が、柔らかな色を見せていた。高速道路の西の道に入る、数種のネコヤナギがあるのだが、同定は難しい。農場の雪が殆ど融けていた。枯れ色に見える草地も、近くで見ると逞しい芽が出ている。







北の原野も、雪解けが進んでいた。西の山並みが高く見え、雨が近いことを伺わせていた。西からの雲が広がり、日射しが薄れて来ていた。




今朝は曇空。強かった南風は治まっている。庭の雪も、屋根からの落雪と外郭を残すのみとなって来た。多めの降雨が待ち遠しい。