08, 04. 2012 寒気去らず


昨朝の晴れ間は長くは続かず、時折舞う雪も含めて、目紛しく変わる天候となった。前日の雪は程なく融けたが、余り気温は上がらなかった。教室を終えて床を磨き、作品を水張りする。2時過ぎに夕食の素材を買い求めに出かけた。前日余り歩いていなかったので、北西を廻ってスーパーへ寄ることにした。

路面はすっかり雪が融けて乾いていた。足元を気にせずに歩くのは気分が良い。道路と住宅の塀の間には、様々な植物が現れていた。クロッカスが咲き始めていた。先日の春の嵐以降、気温の低い日が続いている。芽を出した植物も雪を冠って、開花が遅れているものと見える。ヒアシンスに蕾が上がっていた。数日暖かい日が続くと、一気に首を持ち上げて来るのだろう。




北の沢は、暗く沈んでいた。池を覗き込むと、数日の低温でまた白くなり、南から流れ込む小川の付近の実が色が変わって見えていた。三番通りを越えて、北の住宅街を東へ戻る。サンシュユではないかと思われる庭木があった。丸い芽は未だ分離していない。キウイやシダレザクラの芽も、大きくなって来ているが割れては来ない。






住宅街の外れから,原野を見渡す。札幌の方角は黒く雲が垂れ込め、山並は見えなかった。並んでいる最も東の小公園の向こうに、気に懸かっている樹木がある。雪が融けたら、小公園へ入って、近間から眺めて見ようと思っている。落葉しているので、カラマツかと思われるが、樹形が少し異なり、松毬も付いていない。最上部の写真が、その針葉樹。三番通りへ戻り、スーパーで買物を済ませて戻る頃、空は暗くなり雪が散らついてた。



昨夜は満月かと思われる月が輝いていたが、今朝はまた5cm程の降雪で、庭が白くなっている。今冬の冬将軍は、中々手強い。