31, 03. 2012 庭木の根開け


引き続き高めの気温で推移した昨日だったが、日射しが不十分なのと風の強さで、余り暖かくは感じられなかった。それでも積雪はぐんと減って、庭のクロフネツツジの根元に、根開けが見られた。隣の梅や石楠花の間には、ヒヨドリが食べ散らかした林檎が重なっている。奥には3分の1程、アセビが姿を現した。



午前中で仕事を切り上げ、午後から札幌へ出かけた。従姉に頼まれたマットを新しくする版画を持った。軽いが嵩張るので、先ずこの用件から済ませる。画材店でマットをお願いし、来週引き取りに来ることにした。時計台が直ぐ近くなので、市役所にお勤めのK氏が丹精されている時計台の庭を見に立寄る。雪は殆ど融けていたが、押し潰された枯葉から出ているのは、フクジュソウのみだった。やはり札幌の方が暖かく、もう花を開いていた。南へ進み、大通公園を西に向う。大分雪が消えた公園では、大きなビニール袋を下げた方々が、一冬分のゴミを集めておいでだった。




北へ進路を変え、道庁の南門へ向う。ぽつぽつと大粒の雨が落ちて来た。南側の雪は殆ど融けて、散乱する折れた枝の数が増していた。すっかり水面が出た池は、強い風と大粒の雨の表情を水面に表していた。東の空は未だ少し青空が見え、正門脇の大木の量を増した梢の表情が伺えた。西は曇って、下り坂の天候を予想させていた。雨は長続きはせず、駅前で買物を済ませて戻った。






今朝はどんよりとした曇り空。週末は荒れ模様らしい。梅と石楠花の根元の地面が出て来た。梅の直ぐ南には、フクジュソウを植えてある。吹き溜った雪が未だ50cm程残っているが、これが融けるとフクジュソウが顔を出す。