29, 12. 2011 雪降り積る


晴れ間を期待した昨日は,殆ど陽も射さず雪が散らつく一日となった。プリンターの買い替えなどで時間が取られて遅れていた掃除に取り掛かった。すっきりさせるには,不要な物の除去しか方法はないのだが,様々な手仕事の用具や素材が何時の間にか増えてしまう。衣服も古いものを処分して,少しすっきりさせた。

賀状の不足分を作成したものを出して,夕食の素材を買い求めに出かけた。もう年末なのに,工事現場では未だ作業が続いていた。介護用の施設なのだが、かなり高い建造物になりそうだった。賀状を出して少し空が明るくなって来たので,南を廻って来ようと,緑地帯を南へ向う。天候の読みは外れて,鉄道林前の道に出た頃には,また雪が酷くなり始めた。





住宅街を,北東へ向う。雪が少ないと感じていたが,積雪量が結構増えている。先日見かけたマサキがこんもりと雪を冠り,枝を僅かに覗かせていた。細い姿の佳い竹が,雪に捉えられて道路の方に倒れ込んでいた。樹々の枝折れもこの様にして起きるが,竹は柔軟性があるので折れることはあるまい。




ナナカマド公園まで戻り,スーパーへ向う。昨年枝を折られたシラカバの根元にも,除雪車が押し上げた高い山が出来ていた。公園と東西に走る道路の接点には,幾つも雪の山が出来ていた。



飛行機の欠航もなく,甥夫婦が4時前に帰って来た。千葉が実家の甥の連れ合いは,雪に埋もれた庭の様子を、暫く眺めていた。ロンドンは一冬に1.2度しか雪が降らない。緯度は殆ど同じでも,暖流の恩恵を受けている。量が増えて夕食の支度は大変だったが,久々に賑やかな夕食となった。