20, 12. 2011 寒気居座る


真冬日が続く。昨日は朝方の晴れ間が持続し、時折雲が広がったが総じて佳い天候となった。前日手がけた小品の続きの作業をする。歪みや割れの原因となるので、買求めたプラスティックの容器に直接粘土が付かぬ様に、容器に奉書を巻いて平板を巻き付けたので、容器は難なくずらすことが出来た。粘土に奉書が残っても、素焼で燃えてしまう。案じていたよりすんなりと成形出来た。今日午前中に、粘土の層に厚みを付けるモデリングをして、年内の陶の作業を終らせたい。未だ賀状の準備もして居らず、年末には甥夫婦が一時帰国するので、慌ただしくなる。

2時少し前に散歩に出かけた。上空は晴れていたが、西に大きな量塊の雲が広がっていた。通り抜けの出来ぬ仲通も全て除雪車が入り、道幅が広がっていた。深めに路面を削ったものとみえ、路面はつるつるの状態だった。シラカバ公園を西へ抜けて、北の沢へ向う。沢の東の遊歩道は、除雪が浅めで歩き易かった。逆光になる樹々の黒い姿が美しい。三番通りを越えて、北の住宅街を東へ戻った。





西に広がる雲を見ようと、南北に通る幹線道路を北へ向う。住宅が切れ、広がった原野の向こうで、雲と太陽の壮大なドラマが見られた。北西の山々は、雲で霞んでいた。




小公園が並ぶ道を東へ戻る。一番東の小公園の北端から、もう一度原野を見渡す。西は雲と太陽の鬩ぎあい、北東には積乱雲の様な雲が上昇していた。




三番通りへ出て東へ戻る。少し空腹感を覚え、足を延ばして製菓店でまた店に並ぶ様になった焼き菓子を買求めて来た。店を出ると、もう西の空が赤くなっていた。陽が落ちると寒さが増して来る。夕映えを楽しみながら家に戻った。



明けて来た空は晴れているが、昨夜僅かに降雪があって、出窓の小屋根が白くなっている。週末はクリスマス寒波の襲来とか。今年の冬は寒さが厳しい。