15, 12. 2011 ミヤマカケス


曇と雪の予報が出ていた昨日は、午後に入って雲が広がったが、午前中は良く晴れた。気圧配置は典型的な西高東低で、強い風と降雪は必至と思われたが、当地は石狩湾から太平洋岸へ抜ける風の通り道に当っているので、屢々予報は外れる。明るい陽光の元で作業は順調に進んだ。粘土の層を薄くして小さな造形物を作るよりも、層を厚くしてサイズの大きなものを作る方が、気分良く仕事が出来る。

作業が一段落した2時前には、雲が大分広がって来ていた。夕食の食材を買求めに出かけた。未だ薄日が射していて暖かい。圧雪の表面が僅かに緩み、歩き易かった。東の沢の西の道を北へ向う。風がないので、四番通りを回り道することにした。高速道路の木立にヒヨドリの群が飛んで来た。静かに近付くと、1羽躯体が大きく赤茶色をした鳥が混じっていた。北海道にのみ生育するミヤマカケスだった。







農場の南西には大きな雲が広がって来ていた。北西の空は雪雲で真黒だった。積上げた飼料は、今の所被害はない。2つの農場の中の道を通って、南へ戻る。西側の農場の雪面は、傾き出した陽でピンクに染まり始めていた。





昨夜僅かに降雪があって、小屋根が白くなっている。空はねっとりとした雪雲。陽光は望めないかも知れない。


ミヤマカケス Garrulus glandarius brandtii Eversmann カラス科