14, 12. 2011 夕映えを見ながら


前夜吹雪いた雪がガラス窓に貼り付いていた昨日は、その後少し雪が舞ったものの間もなく雲が切れ、青空が広がった。週間予報にずらりと雪だるまが並び、薄暗い天候での制作を覚悟していたので、明るい陽射しは有難い。気温も幾分上がったのか、小屋根の雪は間もなく融けた。

前日成形した小品が未だ薄いかも知れぬと感じ、粘土に練り込み用の色素を加えて、アクセントを付けながら補強してみた。同じ形なのに、動きが出て佳くなった。

全く雪の心配はなさそうなので、団地では入手出来ぬ小物と、過日買求めたユーホルビアが乾燥の為か花が落ちてしまったので、同じ鉢を買求めに出かけることにした。バスで野幌まで向い小物を買求め、植物の鉢は国道沿いの店舗にあるので、歩いて西へ戻ることにした。国道から続く緑地帯の大木に、ヤドリギが見えた。緑地帯は、北の錦山天満宮、更に湯川公園へと続いている。住宅地や道路で分断されているが、元々は原始林から続いた緑地であったと思われる。



小物を買求め、西へ戻る。国道は車の往来が激しいので、1本北の道を進んだ。前日同様、西には雲が広がり、傾き出した日が雲に沈み始めていた。小公園の大きなカラマツに、ヒヨドリの姿が見られた。古くからあるお宅だろうか、軒から雪が迫り出して氷柱を下げていた。





西へ行き過ぎない様に、南北へ通る道を渡る度に、200m程南の国道を注意して見る。漸く見覚えのある看板が目に入り、国道を渡って日用品の店舗に入った。先日ユーホルビアを買求めた折には数鉢残っていたが、売れてしまったのか見当たらない。仕方なく花の色だけ合わせて、似ても似つかぬカランコエを買求めた。国道を越えて、一番通りに入る。煉瓦工場の東角まで戻った頃、陽は雲の下に沈んで行った。





東の沢の公園を見ながら二番通りへ向う。陽が落ちて、気温が下がって来た。刻々変化して行く夕映えを楽しみながら戻った。





今朝は雲が多めながら、青空が見えている。今日も明るい中で作業が出来そう。