12, 12. 2011 凍った池


3時間毎の予報には、ずらりと雪だるまが並んでいた昨日は、午前中は雪が降ったが、正午を過ぎて雲が切れ、青空が広がった。洗濯機を仕掛けて、陶の作業に入る。比較的すんなり出来上がった2点目のスパイラルを補強する。濡れ布巾で少し粘土を緩めておいた上から、粘土を貼付けて壁に厚みを付けて行った。表情が荒々しくなり、佳い結果が得られた。

作業を終えて、2時前に散歩に出かける。根の要る作業だったので、広い空を見たくなり、四番通りへ向おうとしたが北風が強く冷たい。時折突風が吹いて、10cm余積った雪を舞い上げる。北の沢の外れから空を見ようと、西へ向った。日曜日なので、除雪車は通っていなかった。車のタイヤの跡を歩く。頭上は良く晴れているが、西の雲が勢いが良かった。シラカバ公園傍の、春に見えたご姉妹のお宅に、お手製のクリスマス リースが飾られてあった。





北の沢の遊歩道は、人の足跡で難なく歩かれた。この道では、犬を散歩させる方に出会うことが屢々ある。トチノキに茶色の艶のある冬芽が出ていた。押し出された雪に登って沢を覗き込むと、岸の一部を残して池が凍り、新雪で白くなった雪面に、対岸の樹の影が伸びていた。晴れた日の雪面の影は、青くて美しい。斜面に出来た影は、変化があって面白かった。


[



三番通りを越えて風を避けて、北の住宅街を東へ戻る。北へ向う幹線道路を少し進んで、原野を見ることにした。この道の並木はナナカマドで、未だ実を多く残している。札幌の南西の山々は見えたが、北西は雲で煙っていた。小公園が並ぶ道を東へ戻る。明るい陽射しに、ポプラの梢が黄緑色を帯びて輝いていた。






三番通りへ戻り、シラカバ公園を抜けて戻った。中央分離帯シナノキは、僅かに托葉を残して輝いていた。街路樹のシナノキは無惨に剪定されてしまったので、来年は分離帯のシナノキで、花を見なければならない。