21, 11. 2011 プラタナスの実


強い南風が治まった昨日は午前中は青空が広がったが、午後に入って北風となり、雨も降り出した。気温は前日よりもかなり低くなった。日曜日恒例の雑用と陶の作業で、午前が過ぎた。空模様が怪しくなって来たので、丁度粘土を乾かす間が必要となり、散歩に出かけた。

前日と変わらぬ雨雲が広がって来ていた。ナナカマド公園を抜けて南へ向う。ナナカマドの並木に混じって、2本のプラタナスが植えられている。葉がすっかり落ちて、実が見えていた。西の緑地帯には、プラタナスの巨木があるが、実を付けていない。雌雄異種の植物なのだろうか。




煉瓦工場の東を廻って、ハンノキを見て来る積りで出かけたが、風が強まり暗くなって来たので、行程を縮小した。モミジの落葉が掃き集められ、傍には葉が詰った大きな袋が置かれてあった。昼食時に東北を旅する映像が流れ、被災者支援の為に農家の方々が干し柿作りをされている様子が紹介されていた。柿の蔕の上に枝をT字型に残した柿の皮を剥き、ビニールの丸紐の編み目を緩めて、T字の枝を挟み込んで行く作業だった。見事な干し柿の簾が出来上がっていた。大きな柿の木はどうなったかと立寄る。柿の実は残された侭だった。玄関脇に子供用の自転車あり、お子さんがおいでのお宅と知れた。一緒に干し柿を作られたら、佳い思い出になるだろうにと思った。





東の沢の西の道を北へ戻る。沢は見通しが良くなり、沢の東の公園の遊歩道や階段がが見えていた。カラマツの梢が益々寂しくなっていた。





沢から西に伸びるあかしあ公園を通り、住宅街を西へ戻る。残されたホウズキの実が、雨に濡れていた。




昨夜は冷え込んでガラス窓が曇り、庭はまた白くなっている。今週は気温が低い日が続きそう。