13, 11. 2011 無彩色の世界へ


朝方は良く晴れていたが、昨日は正午前から雲が広がり薄暗くなった。母の祥月命日で、9時前にお坊さんが見えた。お坊さんと入れ替わりに、油絵を描きにみえる方々が見え、慌ただしかった。

教室後、掃除を済ませて陶の作業の準備をする。2時少し前に夕食の素材を買求めに出かけた。北東を大回りして来ようと、東へ向う。コノテガシワの実が茶色くなり始めていた。近付いて見ると、実の先端が割れて種子が見えていた。




雲が厚く、僅かに陽の位置が判るのみ。薄暗さの割には風もなく、寒くはない。冬囲いは、7割以上のお宅が済ませていた。車のタイヤを交換している方を、彼方此方で見かけた。週明けからの降雪に備える作業。雪路は、人間も車も難儀をする。




東の沢は、益々色を失って来ていた。僅かに葉を残しているのは、ヤナギとハリエンジュ位か。そのハリエンジュも、未だ青みの残る葉を落とし始めていた。カラマツの葉は、すっかり赤茶色になってしまった。






四番通りへ出て、西へ戻る。水平に流れる雲が多い。玉葱畑では、未だ農作業が続けられていた。西の山々が、何時もより高く見えた。原野も色を失い、重く沈んでいた。





今朝は昨朝に比べると暖かい。風が強いが、青空が見えている。午後から雨の予報が出ているので、一段と落葉が進むものと思われる。