05, 11. 2011 ツワブキ


少し雲は出たが、昨日も好天となった。ゴミの集荷日なので、作っておいた植物を詰め込んだゴミ袋を集荷場所に運んだ。今日朝から冬囲いの作業があるので、咲き残っていたシオンやホトトギスを切って生けた。数日、家の東西で作業をしていたが、内庭に入ってツワブキの花を見付けた。10月下旬まで、蕾は上がっていなかった。もう1本蕾が上がっていた。




団地内の生花店では気に入った素材が見付からなかったので、午後から札幌に買求めに出かけた。久々に道庁の前庭を廻って、最後に買物をすることにした。道庁の北門から入る。落葉の量はかなりあるが、落葉の進み具合が遅く、未だ葉を付けている樹が多かった。イチョウで地面が黄色く彩られていたが、まだ色付かぬイチョウもあった。南門の傍のハリギリは、葉を落としてしまっていた。南の池の縁を巡り、正門に出た。






正門から東へ向う北3条通りのイチョウが黄金色に輝いていた。梢が裸形になっている樹もある。北側の歩道を東へ進む。銀杏が生っていた。葉を落として、実だけ残っている樹もあった。朝の庭のツワブキと共に、今年は見られないと思っていた銀杏も目にすることが出来た。駅前通りを越えて、更に東のサルスベリを見に立寄る。遠くから実の様に見えたのは、これから開く花弁だった。随分花期の長い植物。






ツルウメモドキフォックスフェイス、綿などの実物と茶菓を買求め、最寄りの駅に着いた頃には陽が沈みかけていた。空には白い月が浮かんでいた。




昨夜は月が見えていたが、今朝はどんよりと曇っている。雨が降り出す前に、冬囲いの作業が終了して欲しい。


ツワブキ Farfugium japonicum キク科