18, 10. 2011 秋の空


昨日も,前日変わらぬ程,目紛しく天候が変化した。将に秋の空。雨が降っては止む午前中に、練り込みの技法を利用して平板を作成した。前日準備した粘土に水を加えて、どろどろの状態にする。丁度、どべと呼ばれる粘土の部品を接着する、糊の役目をする粘土と同等の濃度。器の中央に白く見えるのは,トーレットペーパーを小さく千切ったもの。これを粘土に良く混ぜ合わせる。此の紙片が、佳い働きをしてくれて,薄い平板での成形が可能になり,焼成後は、面白いマチエールを出してくれる。海碧、コバルトブルーの色素を混ぜ合わせ,全く色素を入れぬ3色の粘土を用意した。





石膏板の上に、ペインティング ナイフで粘土を広げて行く。上が表の面。下が裏面の状態。午後から成形に取り掛かった。




練上げた色素入りの粘土は,水分、粘土、色素を加えながら、絵具の様に使用可能なので,小さなボールをを買求めて来ようと、雨が上がった2時過ぎに家を出た。余り歩かぬ内に,また雨が落ちて来た。近い方の100円ショップを目指す。程なく雨が上がり,陽が射して来た。ナナカマド公園の遊歩道は,紅葉と落葉で,赤く染まっていた。東の空に虹が出ていた。




程の良いサイズのボールがなく,北東のスーパー内の店舗を目指す。ボールを買求めて、雨の心配はなさそうなので,四番通りを廻って戻ることにした。陽は射しているが、黒い雲が北東へ流れて行く。農場の飼料用の玉蜀黍は,東の畑の収穫が済んでいた。今年は,鴉の害をどうやって防ぐのだろうか。




四番通りを西へ戻る。暫く通らぬ内に,ガガイモの実が割れて,白い綿毛が出ていた。除草機に刈られぬ位置に,芽を出して欲しいもの。原野の向こうに,西の山並みが霞んで見えていた。




盲学校の前の道を南へ戻る。空を遮っていた三番通りの中央分離帯の樹々が葉を落とし,三番通りも明るく様変わりしていた。



今朝は風が強いが,良く晴れている。色褪せて来た植物の切詰め作業を進めることにしよう。