12, 10. 2011 色彩の響宴


昨日朝方は雲が多く寒かったが,時間の経過と共に雲が切れ気温も少し上がった。陶の作業の合間に、切詰めた植物を入れたゴミ袋を集荷場に運んだ。イカリソウの葉が佳い色になって来ていた。上がキバナイカリソウ,左手前がイカリソウで,右がバイカイカリソウの葉。もう少し楽しんで切詰めることにしよう。チョウジソウの実も色付き,亀裂が入りかけて来た。もう数日おいて採種して、茎を切詰めようと思っている。

午後に、気に懸かっていたチシマザクラとタカネヤナギの剪定をした。タカネヤナギは地面を這う種の筈だったが,茫茫と伸びて手に余るので,K・Kさんから戴いたシロヤマブキが大きくなったら,切ってシロヤマブキを植え込もうと考えている。





踏み台を置く場所もなく,10cm程の塀の縁に登っての作業だったので,結構疲れた。鋏の操作で掌が腫れている。直ぐに陶の作業に戻る気にはなれず、気分転換に少し歩いて来ることにした。落ちない様に力を入れていたとみえ、足も少し重い。南から東の沢を廻って戻ることにした。ナナカマド公園の遊歩道のナナカマドは,赤味を増していた。陽当たりの良い位置のナナカマドが紅葉が早い。最上部の写真は,葉も実も真っ赤になったナナカマド。南の畑に立寄った。夏の終りに新たに植え込まれた野菜を残して,殆どは収穫済みだったが、山芋が未だ未収穫だった。葉が少し黄色くなって来ている。暖かい陽射しを背に受けて,東へ向った。生垣のドウダンツツジが真っ赤になっていた。





東の沢に隣接する小公園に着いた。ホウノキの葉は枯れて反り返り,地面に大きな葉が落ち始めていた。




二番通りを渡り,沢の西の道を北へ向う。沢から続くあかしあ公園のモミジは,紫色になり,実が赤く染まっていた。沢の樹々も色付いて来ている。中でもタラノキが華やかだった。夏の終りに白い花を付けていた跡には,暗紫色の実が付いていた。





三番通りに出て,天候が良いので四番通りへ向おうかとも思ったが,足が重いので三番通りを西へ戻った。中央分離帯の樹々も、様々に色付いていた。ズミは実がすっかり赤くなり、シナノキは黄葉が進み,梢が寂しくなっていた。




昨夜は月が綺麗だったので,ブラインドを下ろさず,灯りを消して月光を楽しんだ。今朝は風が強いが良く晴れている。作業の合間に,切詰め作業を進めることにしよう。