11, 10. 2011 一面のノコンギク


原始林の北東部分を右手に見ながら、白樺通りを目指して東へ進む。原始林の前に草地が広がり,林に切れ込んだ部分が色が変わっていた。近付くと,一面のエゾノコンギクだった。下りてみたい衝動に駆られる,自然の花園。歩道から草地まではかなりの高さがあって,下りられそうにない。暫く立ち止まって,エゾノコンギクを眺めた。少し東に酪農の農場があり、牧草が詰め込まれた真新しい白い袋が積まれていた。




高速道路に架かる橋を渡る。原始林は、この高速道路で断ち切られている。左右に住宅地が広がる。此の付近一帯は,以前は農家だった家が多く,敷地も広く,住宅も大きい。2軒のお宅で,マルメロを見付けた。二軒目のお宅は,イチイの生垣に囲まれた広い庭があり、マルメロの手前には,トリカブトの大きな蕾が覗いていた。




白樺通りに出た。この道を南進すると北広島や恵庭に,東へ折れると岩見沢方面に繋がる幹線道路。少し遠回りをして南へ向い,久々にカリブーへ立寄った。もう30年近く続いている古い洋菓子店。紅茶を飲んで一休みして,お八つに焼き菓子を買い込んだ。高架の工事は春に終わっているので,高架の下を通れる様になっているのかを尋ねたが、未だ通り抜けは出来ないとのことだった。白樺通りを北へ戻る。アンダーパスを通り,線路の北側へ出た。鉄道林のエゾマツに,ヤマブドウが絡まりよい色に染まっていた。





北西に向って戻る頃には,薄雲が広がって来ていた。国道から一番通りに入り,高速道路の西の道を北へ向う。ミヤギノハギが黄色く色付いて,輝いていた。二番通りに面した公園も,秋の色になっていた。柳も色付き始めていた。






天候の崩れが予報されていたので,家に戻ってからシラネアオイの種子を3分の1程採取した。一夜明けた昨日は雲が厚く、正午前から雨が降り出した。夕刻には上がって月が見えていたので、今朝は気温が下がっている。



庭の樹々も色付いて来ている。青空が広がって天気は良さそうなので,切詰め作業を進めたい。