30, 08. 2011 キンミズヒキ


朝方は良く晴れていたが、昨日は午後から雲が広がった。天候は下り坂らしい。ヒバを切った折随分抜いて場所を狭めておいた筈だったが、メイゲツソウが結構広がって来ていた。花は悪くはないが、地下茎を伸ばして幾らでも広がる。驟雨の後で、また雑草が生え広がっていた。雑草取りは予想外の時間を取られる。



陶の作業をしながら、前日公園の木立で見かけたイワガラミを思い出した。すっかり茶色になっていたので、実が出来ているかも知れない。作業が一区切りついて、2時前に散歩に出かけた。陽射しはないが、湿度が高く蒸し暑く感じられた。東町公園を抜けて、一番通りを越える。塀の外のスペースに植え込まれたカントウヨメナが、盛りとなっていた。南へ向い、オオヤマレンゲを見に立寄る。実が色付いていた。





住宅街を西へ向う。モクレンの実も赤紫色に色付いていた。南の公園傍のお宅のヤマボウシの実が、赤くなっていた。中央の沢近くのヤマボウシは、赤い実も見られたが、未だ花弁の様に見える萼を付けていた。





沢の東の遊歩道を北へ向う。花期の終ったヒヨドリバナに代わって、マルバオミナエシが白い花を見せていた。キンミズヒキが緩やかな曲線を描いていた。もう実に変わっている花序もあった。





カラマツに絡んだイワガラミは、未だ朽ちていなかった。両性花の跡も未だ青かった。遊歩道に隣接するお宅のエゾノコリンゴが、葉が枯れ始め、実も深い色に染まっていた。




二番通りを越えて、北の沢の遊歩道に入る。高い位置にあったサルナシは、枝ごと切り取られていた。ヤマブドウの実が、色付き始めていた。空模様が大分怪しくなって来ていた。ツルアジサイを絡ませたカシの大木には、ドングリが見られた。細長い形のドングリだった。





昨夜は湿度が高く、久々に寝苦しい夜だった。台風12号が南の海上から北上して来ている。予想進路を見ると、関東地方を通り、北海道の中央を通り抜けるらしい。余り大きな被害が出ない様に、通り抜けて欲しいもの。


キンミズヒキ Agrimonia pilosa var. japonica バラ科