16, 08. 2011 キツリフネ


昨日は午後から雨の予報が出ていたので、前日散歩が出来なかったこともあり、散歩を午前中に廻した。小一時間で帰ろうと、洗濯機を仕掛けて出かけた。南へ向い、一番通りを越えて、オオヤマレンゲを見に立寄る。今年は花の数が多く、随分長い間花が咲いていたが、実の数も昨年より遥かに多く付いている。




住宅街を西へ向う。昨年も見かけたウドが、花を付けていた。彼方此方のお宅のムクゲが最盛期を迎えている。赤紫色の花が多いが、時折純白のムクゲを見かける。暑い時期なので、白い花が好ましい。




中央の沢の階段を下りて、木道を北へ進んだ。未だ蕾の数が多いが、キツリフネが咲いていた。葉腋から出る柄に舟形の花がぶら下がる。一面黄色くなる頃よりも、咲き出しのこの時期が佳い。




急勾配の階段を上って、沢の東の遊歩道に戻る。遊歩道に隣接するお宅の庭に、見覚えのある実が見えた。木に絡ませてあるツキヌキニンドウの実だった。実の数は多く、しっかり付いていたが、赤くはなっていなかった。




大きなハリエンジュの枝が低く伸びていて、マルスヴァイオレットに色付いた莢が見られた。通常ハリエンジュの樹は高くて、実は間近には見られない。塀と遊歩道の間に植えられたツリフネソウが、花を付けていた。キツリフネよりも花期が早く、細い実も見受けられた。雨雲が少し切れて、薄日が射して来た。雨の心配はなさそうなので、北の沢も廻って戻ることにした。




キツリフネ Impatiens noli-tangere ツリフネソウ科