14, 08. 2011 サギソウ


前夜、月が明るかったが、昨日も早朝から雲なく晴れた。空の青が強く澄んでいた。気温が高かったが、風が強く、過ごし易かった。モデルに使用する、スモークツリー、ツリガネニンジンとルリタマアザミを切りに庭に出た。「原発のウソ」を貸して下さった方は、お墓参りで御実家のある岩内へ行かれてお休み。岩内は再稼働が画策されている泊原発から近い位置にあるので、複雑なお気持ちだろうと推測している。午後の墓参りの為に、ストケシアやキキョウなどで、花束を作った。

サギソウが咲き始めていた。細い茎の先に、名称通り鷺が羽根を広げた様な白い花が付く。湿地に生える植物なので水は多めにかけているので、雑草も忍び込む。シロバナコマクサも自然発芽していた。




教室を終えて昼食昼食を済ませ、弟の家族と墓参りに出かける。晴れた土曜日とあって、大勢の方々のすがたがあった。家に戻り、陶の作業を始める。陽が少し傾き出した3時半頃、散歩に出かけた。北の沢近くのネムノキを見に立寄ったが、未だ花を開いていなかった。葡萄を見事に作っているお宅があった。ノイバラと思われる植物が、茶色の実を付けていた。通常赤い実が多く、茶色の実は珍しい。




三番通りを越えて、四番通りを東に戻る。ノラニンジンが白く帯を作って咲き誇っていた。やがて此の帯は、セイタカアワダチソウの黄色の帯に代わる。ゴボウが未だ花を付けていた。




盲学校の位置まで戻り、北の原野を見渡す。東の玉葱畑では、地上部分の葱が全て倒れていた。此の状態で、玉葱の成熟を待つらしい。西の畑の馬鈴薯も、葉が枯れ始めて来ていた。葉の枯れ工合で、収穫の時期を推量るのだろうか。西の山々は、霞がかかっていた。


サギソウ Habenaria radiata ラン科