11, 08. 2011 オニグルミ


図書館の敷地の外郭に沿って、西側の道を北へ進む。駐車場の北側に、図書館へ通ずる道があった。この道に入って直ぐに、目の前に枝が突き出ていた。見上げると、途轍もなく高いオニグルミの樹だった。彼方此方でオニグルミの樹を見ているが、此処の樹が最も大きい。まるで葡萄の様に房状の実を、数多く付けていた。




前庭の中央の道を北へ向う。東側のポプラに対抗する様に、西側に大きな樹が花を付けていた。近寄って見ると花ではなく、花の跡の実の様だった。名札が付いて居らず、家に戻ってから図鑑を調べてみたが、何の樹なのかは判らない。花の時期には、盛大に花を付けていたと思われる。





肝心のハリエンジュには、花が付いていなかった。冬に此の樹の名札を見て図鑑で調べ、昨年トレドのタホ川の畔で見た白い花を付けた樹と、同一であることが判った。8月中旬に見たのだから、もう咲いているのではと思われたが、花はなく、花の跡の実もなかった。ハクウンボクと名札のある樹に、先日道庁の南門近くの街路樹で見かけた実と同じ実が付いていた。白い花をシウリザクラかと思っていたが、ハクウンボクだったらしい。余り間をおかずに、またハリエンジュを見に来ようと思っている。




一夜明けた昨日、6時を過ぎて雨が降って来たが、程なく上がってしまった。湿度が高く蒸し暑い。水撒きの労は省けたものの、もう少し雨量が欲しかった。やがて薄日も射し始めた。ワレモコウの蕾が色付き始めた。ヒヨドリバナは満開に近くなり、頭を下げていた。そろそろ切詰めた方が良いかも知れない。東隣のドクダミの葉に、オレンジ色の蝶が止まっていた。MIXY友のMさんが教えて下さった、ミドリヒョウモンという蝶だった。





正午少し前に、過日お訪ねしたSさん姉妹から、お手製のジャムとラベンダーのドライフラワーのブーケが送られて来た。ジャムの瓶の封には、原料のキイチゴフサスグリをプリントした紙が被せられてあった。心温まるパッケージ。作業の合間をみて、食材を買求めに出かけた。2方向をキイチゴを生垣にしているお宅があった。淡いピンクの花を付けていた。雨雲は広がっても期待程の降雨はなく、今朝も青空が広がっている。



オニグルミ     Juglans mandshurica var.sieboldiana クルミ
セイヨウヤブイチゴ Rubus exsul バラ科