09, 08. 2011 リシリリンドウ


昨朝、深い霧が立ち籠めていたが、9時半を過ぎて霧が晴れて、快晴となった。気温もかなり高い。水撒きの作業から始める。気温が高く、雨が降らないので、植物には厳しい条件になっている。

リシリリンドウがぽつぽつ開き始めた。かなりの本数の茎がロゼットを形成し、放射状に寝そべっている。花は首を擡げて、上向きに咲いていた。庭では最初に咲くリンドウで、寝そべるのが難点だが、青みの強い色が気に入っている。コシキブも小さな花を開いていた。枝の付け根の方から咲き始める。長い枝の先の方には、未だ出始めたばかりの、緑色の蕾が並んでいる。





暑いのと、陶の作業を中断したくなかったのとで、3時半を過ぎて散歩に出かけた。影は大分長く伸びているが、未だ陽射しも強く暑い。木陰を通れる様に、ルートを決めた。シラカバ公園を南に向う。シラカバの葉は大分黄ばんで、落葉が広がっていた。東町公園を抜け、一番通りを渡り、公園伝いに少し南へ向う。気の早いナナカマドの梢が、紅葉していた。




住宅街を西へ向う。住宅や庭木の影を伝って歩くが、やはり暑い。生垣と道路の間に、見知らぬ植物が花を付けていた。背丈は70cm程で、その後数軒のお宅の庭でも見受けられた。大きなミヤギノハギがあるお宅があった。南向きの庭で陽当たりが良く、随分咲き進んでいた。





中央の沢近くのお宅のヤマボウシが、未だ花を付けていた。近隣では花が開くのが最も遅く、秋も遅くまで実を付けている。沢の東の遊歩道に入る。風が通り、涼しくて歩き易い。オオハンゴンソウに、蝶が止まっていた。暫く待ったが、羽根を開いてくれなかった。ヒョウモンチョウの類いだろうか。北の沢の遊歩道を中程まで進み、住宅街を東へ戻った。北東からの風が吹き出して、帰り道は気持ちよく歩けた。




リシリリンドウ Gentiana jamesii リンドウ科 クモマリンドウ