23, 07. 2011 エゾノカワラマツバ


雲の量が増え風も強まったが、昨日も青空が広がった。夜分の気温が下がるので、午前中はカーディガンを羽織って過ごした。雑草取りの作業をしながら、花期の終った植物を切詰める。ドクダミは根茎を這わせて増える植物なので、中々手強い。ゴミの収集車が来た段階で2つのゴミ袋を出し、作業を続けた。未だ完全には終っていないが、少しすっきりして来た。

蕾を上げるのが最も早かったバイカウツギの下の2株のオオウバユリが、蕾を分離して来た。背丈は今年の株の中では最も高く、2m近くに伸びた。ぽつりぽつりと、ナツツバキが思い出した様に花を開いている。未だ蕾が数多く残っているが、咲き切ったら剪定をしなければならない。エゾノカワラマツバが咲き出した。小さな花の集合体。この様な小さな花にも、虫が飛来して吸飲している。トンボの数が増えて来た。ウスバキトンボと思われるトンボが、紫陽花の葉に止まっていた。写真を撮って、カタツムリを見付けた。シラネアオイの花をカタツムリに食べられて以来、カタツムリはせっせとゴミ袋に入れている。






2時過ぎに今日のモデルの調達に出かけた。雑草取りで草臥れたのと、帰りの荷物が果物で重くなるので、干菓子の沢だけ廻って来ることにした。サンキライの実が大きくなっていた。蔓の先端には、未だ花や蕾が付いている。先日見かけたオレガノは、すっかり開いていた。この花にも小さな虫が止まっていた。東の沢のカシワの樹に、小さなドングリが出来始めていた。





沢に隣接して西に張り出しているあかしあ公園に立寄る。エゾサンザシの実は、赤味が薄れていた。どうやらこれ以上の変化はないらしい。公園を廻って東の沢を北へ向う。ホップを長くした様な実を下げている樹があった。どの様な花を付けていたのか、記憶にない。手前のクマザサにガガイモが絡み、花を開いていた。





オカトラノオが咲いていたお宅を思い出し、三番通りを西へ戻る。小さなマルメロの木があるお宅があった。門柱の位置にコンクリートで水槽が設えられ、ガマを植えているお宅があった。立派な穂が出来ていた。オカトラノオは、丁度見頃に咲いていた。色も姿も清々しい植物。





数種の果物と、折よく出ていたアワモリショウマを買求めて戻った。強い風が形作るのか、複雑な形状の雲が浮かんでいた。


エゾノカワラマツバ Galium verum sap. asiaticum var. trachycarpum アカネ科