03, 05. 2011 霙混じりの雨が


強い風が吹き荒れ、気温もぐんと下がり、昨日も雨が降り続いた。3時間毎の天気予報では、道北や道東に雪だるまのマークが登場していた。動き始めた植物の生育は、冷たい雨の中でも止まらない。イワウチワは蕾を膨らませ、シラネアオイには葉が出て来ていた。




雨が小止みになった午後、北東のスーパーへ買物に出かけた。傘を持って出たが、風が強くて傘は差せないので、置きに戻った。雨続きで、ナナカマド公園の切株には、茸が生えて来ていた。大きなトサミズキの木をを見付けた。陽が射すと輝くだろうに、惜しまれる。白いツツジも濡れて咲いていた。





先日見付けた物置の陰のツクシは背を伸ばし、スギナが出て来ていた。桜が蕾を膨らませ、開花間近になっていた。オオヤマレンゲにも大きな芽が出て来ていた。





東の沢は、一段と緑が広がって来ていた。ホウノキの花芽も随分大きく膨らんで来た。雨で雪が融けたかも知れないと、三番通りの公園の窪地に立寄った。雪は大分融けて、中程迄は階段を下りられたが、更に下の階段には、雪が残って下りられなかった。中段の土手から窪地を見下ろす。もうエゾエンゴサクエンレイソウが咲いていた。昨年はこの窪地で、エンレイソウの種子を採取した。近隣から運び込まれた膨大な雪も、あと僅かになった。三番通りの塀に絡まった蔦から、赤い芽が吹いていた。

家へ戻って一休みしていると、霙混じりの雨が降り始めた。夕刻のニュースには、旭川の降雪の映像が、流れていた。







昨夜来の雨が上がり、薄日が射して来た。庭に出ると、エンレイソウが花を開いていた。傍らのユキザサに蕾が付いていた。