18, 03. 2011 居座る寒気


寒気が中々去らず、昨日も午前中は雪に見舞われた。被災地も夜分は氷点下になっている。夜具も燃料も不十分なのだから、せめて暖かな陽光が欲しい。福島原発の消火作業が報じられていた。経済効率を優先し、豆腐の上に建てる様なものとの反対を押し切った人為による二次災害。自然の災害に加えて、二次災害での避難者が大勢出た。暖かい地方の筈なのに、当地と余り気温が変わらぬのが恨めしい。

前日作成した道具で作業を始めたが、しっくり来ない。原因は、台座にある。小さなサイズの製図板が合った筈と探したが、随分長い間使用していないもので、処分をしたのか見付からなかった。仕方なく有り合わせの紅開いたを使用したが、安定感がない。

午後から、南東にある生活用品の大量販売店へ出かけた。雪が未だ散らついていたが、東の空は良く晴れていた。団地の最南端の道へ向う。空の青い東へ進む。直ぐ目の前の樹に、鉄道林から急降下して来た小鳥が止まった。シジュウカラだった。目線の先を見ると、餌台が設置され、小鳥が群がっていた。シジュウカラヤマガラ。餌を食べ終わると、鳥は南の鉄道林に飛び立ち、代わりの鳥が大分貫禄の出た餌台に入り込む。順を待って覗き込むシジュウカラの姿が可愛らしかった。








小鳥の様子を見ている内に、西から雪雲が広がって来た。更に東の鉄道林の沢でも、住宅地と沢を行き交う小鳥の姿があった。




国道へ出て久々に日用品の店舗に入る。木材の売場で、格好なものを見付けた。押入などで使用する木製の簀の子。風袋程は重くないのが好都合だった。帰りは少し雪が散らつき始めたので、荷物もあり、寄り道をせずに戻った。ベニヤ板より幅が少し狭かったので、細い木を切詰めてセットした。細い木で取り囲まれた部分が、作業領域になる。安定感があり、今度は上手く行きそう。




昨夜月が見えていたが、今朝は青空が覗いている。東北地方も天候回復らしい。暖かさも戻ると良いのだが。