14, 02. 2011 野幌へ


曇と雪の予報だった昨日は、朝方の雲が消え良く晴れた。洗濯等の雑用を済ませ、次の陶の仕事に入る前に手仕事を入れようと、アトリエの床に革を広げた。なるべく無駄なく有効に使用したいと、形を入れてみるがどうも上手く行かない。工房の帰りがけに買求めて来ようと思っていた付属を、アネモネミモザが中々見付からず時間を取ってしまい、買えずに戻って来たので、野幌へ買求めに出かけることにした。札幌まで出ると時間がかかるのと、雪祭りの人出を考えると出る気が起きなかった。往きはバスを利用して帰りに歩くと、丁度良い散歩にもなる。昼食を済ませて、直ぐに出かけた。

買物を済ませ、国道から続く緑地帯を北へ向う。開拓記念碑の傍のエゾマツの枝が、雪に捉えられて撓んでいた。注意して見たが、枝は折れてはいない様だった。ガラス工芸館は、深い雪の中だった。煉瓦の建造物は、雪に良く映える。




二番通りを渡り、錦山天満宮の前に出た。市の保存木になっていたキタコブシを思い出し、少し西へ戻る。歩道を越えて、車道まで伸びている大きな枝に、大きな雪の塊が乗っていた。電線で支えられている様子。折れることはなさそうだった。太く絡まっていた植物は、ツルアジサイの様だった。花が咲く姿を、是非見たいと思っている。




錦山天満宮の裏の保存林を通り抜け、三番通りへ向う。小学校の北のグラウンドには、運び込まれた雪で巨大な山が出来ていた。通りを渡り、教会を眺めて北に向う。突き当りの湯川公園を取巻く雪の壁も高かった。昨年は覗き込むことが出来たのに、随分差がある。住宅の屋根の向こうに、梢が黄色く見える樹があった。公園を廻らずに、西へ戻った。公園の西端に四番通りへ抜ける道があった。右手の公園を眺めながら、北へすすsむ。先刻見かけた黄色く見える樹がもう1本あった。ノリウツギにしては背丈が高い。何の樹なのだろうか。






四番通りを西へ戻った。風が冷たく感じられたので、住宅の傍を通れる様に、北側の歩道を進む。電線に鳥が止まっていた。ヒヨドリにしては少し小さい。団地からは姿を消して久しいキレンジャクだった。



通りの両側の街路樹は、ナナカマドだった。ナナカマドの実を求めて移動して来たものと思われる。久々のキレンジャクの姿を写真に撮りながら西へ戻った。