03, 02. 2011 アカゲラ


朝方は雲が多めだったが、やがて雲が切れ、昨日は良く晴れた。久々に最高気温が2度と、真冬日を脱出した。10時過ぎに、大屋根の雪が凄い勢いで滑り落ちた。雪を片付けなければと思っていたが、珍しく弟が車庫前の雪掻きと一緒に済ませていた。玄関の量脇の雪は高くなって、非力な私が放り上げると半分位は戻って来てしまう。

「ヤノマミ」を読み終え、夕食の食材を買いに出かけた。前日寒さと道の状態の悪さで廻れなかった東の沢を廻り、帰りがけにスーパーに寄る道順を考えた。道は何処も完全に除雪が終っていた。大分狭くなっていた車道も、幅広く雪の壁が削り取られていた。屋根から落ちた雪が、下の果樹につかえているお宅があった。雪の重みを支え切れるだろうか。東の沢に着いて、ブルトーザーの雪の押し出しに驚いた。道幅と同等の幅で、雪の塊が沢へ押し出され、長く高いスロープになっていた。埋る心配はないので、坂を上ってみた。木が無惨に折られていた。坂の頂上は、沢の斜面から大分はみ出した位置にあった。




普段は見られぬ視点からの沢を楽しんでいると、2羽の小鳥が飛んで来た。随分高い位置なので、小鳥が比較的間近に見える。キツツキの仲間ではないかと思われ、家に戻ってから義妹に尋ねると、アカゲラではないかとの答えが返って来た。図鑑で調べると、アカゲラに相違なかった。








三番通りを越えて、高速道路の西の道を北へ進む。ブルトーザーが狭くなった道の両側の雪の壁を削っていた。除雪が終ったばかりの道は、表面が滑るので注意を要する。




木立の梢は、陽を受けて柔らかく輝いていた。冬芽が大分膨らんで来ている。四番通り近くのハリエンジュの梢も柔らかくなって来ていた。葉を出すのが最も遅い樹なのだが、小さな冬芽が出ていた。





今朝も良く晴れている。今日の予想最高気温は6度。異例の暖かさ。雪の嵩が減ってくれそう。