01, 02. 2011 変幻自在に


朝方は薄雲の奥に青空が見えていたが、昨日も雪雲が広がった。ニュースで、魚沼の積雪が3m99cmと報じられて、その余りの量に驚く。魚沼在住のMIXY友Mさんは、大分以前に腰や太腿が痛いとブログに記されておいでだったが、大丈夫かと心配になる。前日梅の樹から落ちた雪の塊は、恐ろしく固い。日中少し緩んでは夜分に凍ることを繰り返し、見た目は雪の固まりながら、氷と余り変わらぬ固さを持っていた。

午後に入って戸外は暗さを増して来た。駅前のスーパーに買物があって出かける。屋根や塀、樹々に降り積った雪は、生き物の様に形状を変えている。日中僅かに緩んで、流動体の様に変化して行くものらしい。雪に捉えられたモクレンの枝が、塀から迫出して危うい状態だった。






中央の沢近くのお宅に、秋にズミよりも更に小さな実が真っ赤に生っていたのを思い出して見上げた。もう殆ど実が付いていない樹に、ヒヨドリの姿があった。




沢の遊歩道前には、どの様にして積上げたかと思われる位、雪が高く積上げられていた。氷の様に固い雪の山。階段の手摺は、片側のみ雪が取除かれていた。久々に沢に降りる。小川の位置が判然とせぬ程、雪が沢を埋めていた。





買物を済ませて、沢の東の遊歩道を北へ戻った。カラマツの雪は、陽が当たる西側は落ちていたが、東側は雪が残っていた。大きなナナカマドの樹にヒヨドリの姿が見えた。パソコンに落として、もう1羽、小鳥の姿を見付けた。二番通りを渡り、北の沢の遊歩道に入る。東西に走る道路との交点には、ブルトーザーが沢へ押し出した雪で、広いスパースが出来、相変わらずダンプで雪を沢に運ぶ人々の姿が見られた。





昨夜からの雪が、また10cm程降り積っている。今年の1月は、とても長く感じられた。今日から2月。冬は未だ手を緩めそうにない。