27, 01. 2011 雪の表情


昨日まで、何日晴れ間が続いたのだろう。庭を埋めている雪も、僅かに嵩が減って来ている。朝方は雲が多かったが、昨日も青空が広がった。風も弱く、気温も高めだった。午前中は、陶土の作業が一段落したので、アトリエの掃除をした。磁器の粘土を削ると、細かな土の粉が飛び散っている。発注した陶土が届けられるまで、作業は一休み。

2時少し前に、買物がてらの散歩に出かけた。東と北を大回りして、最後に買物をする道順を考えた。東のナナカマド公園へ向う。モクレンの枝が雪に捉えられて、道路の方へ迫出していた。銀色だった芽は、内側から緑色を帯びて来ている。雪の表面が柔らかくなっているのに気付いた。塀に積った雪も層が出来て、多孔質になっている。端からは氷柱が伸びていた。





ナナカマド公園の入口の雪の山は、一層大きくなっていた。公園内の歩道にも雪が転がって段差が出来ていた。公園を抜けて、住宅街を東へ向う。大雪の最中は作業をしていなかった排雪のサーヴィスが始まって、赤い旗の立っているお宅の前は、雪が全く無くなっていた。東の沢を北へ向った。ヒヨドリが飛回っていた。





三番通りを東へ向う。高速道路に架かる橋を越えて、最初の信号で北へ向った。歩道に大きな樹木が沢からはみ出している道。歩道はこの樹を迂回して除雪されている。目印の赤と白の縞のポールが立てられていた。除雪の雪が届かぬ沢の積雪は、1m程だった。沢の北の広い空地に出た。西の農場よりも高い地形なのか、四番通りの防風のパネルが目に入らず、札幌の西の山並みが見えた。モミジかカエデと思われる樹が、赤い冬芽を出していた。四番通りを西へ戻る。歩道脇の雪の壁も、雪が層をなして、柔かな表情を見せていた。








今朝は気温が下がっている様子だが、良く晴れている。夜が明けるのが大分早くなって来た。光の春の2月も間もなく。早い春の訪れが望まれる。