09, 01. 2011 大雪


前日の強い風は幾分和らいだが、昨日は最高気温が-3度と上がった為に、大きめの雪が猛然と降り出した。玄関前を雪掻きしようと出たら、20cm程積っていた。教室を終えて送りに出たら、また同じ位の雪が積っていて、雪掻きをして送り出した。午後には小止みとなって、時折陽も射す天候に変わった。

連続の降雪で、アトリエ前のウメとシャクナゲが、モンスターの様になった。50cm位は積っているのではないだろうか。雪で食料が見付からないのか、ヒヨドリが何度か飛来していた。



夕食の献立に不足の素材があって、散歩がてら買いに出かけた。道路の両脇の雪の壁が、ぐんと高くなっていた。車のタイヤの跡を辿って歩く。ナナカマド公園を横切ってv通り抜けようとしたら、僅かに1人が通った足跡しかなかった。幸い大きな足跡なので、踏み外さぬ様気を付けて逆に辿る。途中の住宅街では殆ど人影を見なかったが、東の沢に近い住宅街では、雪掻きをする人々の姿が見られた。大きなそりに雪を積んで、沢に運んでいる人の姿もあった。





ずっと降り続いていたので、梢の雪の華を期待していたが、沢の樹々の梢には雪がなかった。梢が支えるには雪の量が多過ぎたのかも知れない。絡まった蔦には内部まで雪が入り込み、余程暖かくならないと、この雪は残りそうな気配だった。





沢の西側の道を北へ向おうと角を曲がる。2台の雪を噴射する除雪機を中心に、西側の住宅の方々が総出で除雪作業の最中だった。道路は幅広く除雪され、雪は沢に押し出されていた。鳥の姿があったが、邪魔にならない様に、急いで通り過ぎた。また雪が降り出して、公園の窪地のカラマツは雪に霞んでいた。





買物を済ませて戻る頃、雲が切れて青空が覗き始めた。西の空に、久々に彩雲が見られた。昨夜は星が綺麗だった。今日も雪の予報が出ているが、充分明け切らぬ空は、晴れている様に見える。道路の状態はかなり酷かったので、一段落つく迄降らずにいて欲しいもの。