05, 10. 2010 紅葉


前日夕刻から降り始めた雨は、昨日一日中降り続いた。日中から灯りを点けないと仕事が出来ぬ薄暗さ。すっかり気が滅入る。未だ庭仕事が残っているのに、早々と冬囲いの申込用紙が届いた。毎年のことながら、お願いする時期を読むのが難しい。早過ぎるとぎりりと縛り上げられる植物が可哀相だし、遅過ぎると作業をされる方に寒い思いをさせてしまう。

両面テープが不足になって買求めに出かけた。雨は降っていたが、風が弱く前日より寒さは感じなかった。先週雨の日に頭を垂れていたヒマワリが、根こそぎ倒れていた。雨で地面が緩み、頭の重さを支え切れなくなったのだろう。先週見かけたガガイモに亀裂が入っているかも知れないと、立ち寄ることにした。ずっと紫色の花を付けていたサンキライが、流石にこの時期、新たな花芽が朽ちていた。昨年よりも実の数が多い。ナナカマド公園のニシキギは、真っ赤に染まっていた。某私大の所有地のガガイモは、バス通り側よりも奥の方が、蔓が多く絡まっているのを先週見届けた。只、東隣も空地になっていて、雑草が盛大に伸び、入って行くのが難しい。バス通り側の実は、色が深くなっていたが、亀裂は未だ入っていなかった。雨が上がって晴天が続くと、綿毛が見られるかも知れない。









帰りがけに、ブロック塀に絡ませた蔦を見付けた。鮮やかな赤から深い赤まで、様々な階調の赤を見せていた。西隣のお宅のサクラも、佳い色に紅葉していた。梢の葉が大分散って、地面を彩っていた。



夜半に雨は上がり、敷石が乾いている。未だ雲は厚く、風が出て寒そうな天候。クロフネツツジが色付き始めて、庭の紅葉も始まった。