28, 09. 2010 シロバナホトトギス


前日午後に引き続き、昨日は朝から良く晴れた。風は強かったが幾分気温が上がって、寒くは感じられなかった。少しでも暖かい内に庭仕事を進めておかないと、寒さが来てからの作業は辛くなる。晴天が続いたので、種の採取をしようと庭に出た。

長く延ばした枝の先端に花が達していたコムラサキの実が、色付き始めた。実が色付くと、花の時期よりも華やかになる。満月には間に合わなかったタカノハススキが穂を出していた。マンテマが夏からずっと咲いてくれている。来年はもう少し株が大きくなってくれるものと思われる。数種の種を採って乾かした。






オオウバユリがカラマツの影になってしまっているので、剪定をすることにした。午後からナツツバキとカラマツを5本剪定し、疲れたので止めた。直ぐ傍のサンショウがすっかり坊主になっているので、ついでに切ろうとしたら、幼虫が1匹いるので取り止めた。もう葉が全然残っていないのに、樹液でも吸っているのだろうか。最後の1匹、何とか蛹になって欲しいもの。今年は3度幼虫が育って、何処かへ姿を消した。






イワシャジンが咲き始めた。増えて数カ所に増やしてあるが、写真の2株が最も大きい。満開に近くなったら、再登場させたい。蕾が膨らんでいたシロバナホトトギスが開いて来た。余り日持ちは良くないが、白い花は美しい。この種も条件が異なる場所に数カ所に増やして、長い期間楽しめる様にしてある。後は、ホトトギスが3種とシオンやクジャクソウを残すのみとなった。個展の多忙と引き続きの旅で、今年の庭の推移は殊の外短く感じられる。






夕刻雲が広がって、、不気味な夕映えになった。日が落ちるのが随分早くなった。夜半雨が降っていたが現在は晴れ間が出ている。今日個展の初日を迎える友人があるので、雨は上がって欲しい。


シロバナホトトギス Tricyrtis affiris f.albida ユリ科