24, 04. 2010 春停滞


前日同様、昨日も午前中は陽が射した。曇と雨の予報が出ていたので、早めに仕事に入る。サムホール位のものを1点、4号位のものを1点仕上げた。邪魔になるので作業を控えていたが、そろそろ作品の裏に付ける発泡スチロールのボードの切り抜きと貼り合わせの作業を始めようと考えている。

仕事が一段落して、庭を見回る。カタクリの蕾が少し首を伸ばし、直ぐ傍に昨年増えた芽が出ていた。キバナカタクリも蕾を上げて来た。同じ位の株が4箇所に増えたので、春の花が少ない時期に、惜しげなく切って生けられる。




バイモも少し伸びて、1本に蕾が見えていた。前日冬囲いを取除いたアセビは、寒さに因る損傷も少なく、順調に花を咲かせそう。




午後に入って、雲が厚みを増して暗くなった。モデルの野菜を買求める前に、以前出かけた洋菓子店で焼き菓子を買って、その足で帰りがけに野菜を買って来ることにした。2時少し前のバスで、白樺通りまで向う。アンダーパスを通って南を目指す。何度も覗いたツルウメモドキのあるお宅で足を止める。雪がある内は見えなかった太い蔓の根元がすっかり現れていた。



今日の教室の茶受けとお八つ用に焼き菓子を買求め、北へ戻る。何時もは原始林へ続く道を西へ進むのだが、前日原始林を歩いて来たばかりなので、アンダーパスで線路を越え、住宅街を北西に向った。過日見付けたツバキは咲いていないかと立寄ったが、未だ蕾は固かった。2方が道路に面した角のお宅で、カタクリが蕾を上げていた。もう直ぐ開きそうな状態だった。随分株数も多い。




日用品の大型量販店のチラシに、ガーデニング用品や植物が載っていたので立寄ってみた。バラやクレマチス等、これから植え込む植物で溢れていたが、期待したユキワリソウはなかった。国道を渡り、一番通りを西へ向う。陽当たりの良い庭が見られる北の歩道を進む。先日見付けた塀と歩道の間の植込みのフクジュソウは、もう盛りを過ぎていた。少し西のお宅で、ジンチョウゲではないかと思われる灌木を見付けた。アオキやツバキが戸外で越冬出来るなら、ジンチョウゲが越冬しても不思議はない。エゾノコリンゴが沢山落ちていたお宅では、花壇と思われる所から、沢山のフキノトウが顔を出していた。もう手が回らなくなったのだろうか。





一番通りを更に西へ進み、東町公園を廻って、商店街へ向った。公園では少年達が野球の練習をしていた。少し立ち止まって見ていたが、余り捕球が上手くはない。もう少し練習が必要と思われた。



昨夜の雨が雪に変わる予報が出ていたが、雨は上がって雪の降った様子はない。遅霜の予報も出ていて、気温は低い。長期予報では、今年の夏は冷夏とのこと。春の歩みは停滞している。