27, 02. 2010 雨が上がって


夜半からの雨が10時前には上がり、昨日は午後からは晴れ間が見えて来た。積雪は一段と嵩が減り、最も多い時期の3分の1位迄になった。前日光が不十分で出来なかった色の決定をして、一仕事終えたら3時を過ぎていた。

明日の茶受けの菓子を買い求めに出かけた。車道の雪は全て融けて、中央部分は乾いている。道幅が広くなって、開放感がある。北東のスーパーへ行く前に、少し遠回りをして、東の沢まで行って見ることにした。前日よりも気温は低いが、風が弱いので寒さは感じられない。雪の山が融けて樹々が顔を出し、白い世界に色が戻って来た。ノバラだろうか、雪の中から緑の葉が覗いていた。葉に多少の傷みはあるものの、ツバキも姿を現していた。花が咲くのは何時頃になるのだろうか。




サクラの芽が随分膨らんでいる。秋に見かけたアセビが、元気な姿を現していた。蕾が少し膨らんでいた。庭のアセビは背丈がこれ程高くはないので、漸く雪の中から頭を出したばかり。蕾が傷まずに厳寒を越せただろうか。




沢の東側を北へ進む。樹々の梢が色付いて、少し煙っている。沢を見下ろすと、樹の周囲の雪が融け、丸く隙間が出来ていた。家の周囲の雪も後退して隙間が出来て、“外出”するアタローの通り道になっている。




桜餅と霰を買求め、三番通りを西へ戻る。歩道の雪も殆ど融けて、歩道沿いに雑草が顔を出していた。この時期は、イネ科の雑草でも緑が見えるのは嬉しい。掘り出された土器等の資料館の円屋根から雪が落ちていた。「落雪注意」の張り紙が見える入口階段付近が、雪で埋っていた。昨年、大きな柳の樹が切り倒された敷地。どの方向も均等に落雪が起きる屋根は危ない。






随分以前に作った雛人形を玄関に飾った。未だ雪の日は何度も訪れるだろうが、一足早い春の兆しを味わえた。




今日は朝から良く晴れている。気温は少し下がるらしいが、雪解けは進むものと思われる。