14, 02. 2010 新雪の沢


朝から雪が降り続いた昨日は、10時前には止んで晴れ上がった。仕事が出来る日に取っておきたい様な素晴しい晴天。庭を埋めた新雪が陽光を反射して眩しい。教室を終え、床を磨いてメインになるパーツを水張りし、今日からの仕事の態勢を整えた。

2時半を過ぎて、北東にあるスーパーへ買物に出かけた。西から雲が広がって来ていた。東の沢を廻って行こうと、ナナカマド公園を東へ抜ける。昨夜来降り積もった雪は、20cmを超えている。方々で雪と闘う人々の姿が見られた。そりに雪を積んで、小公園迄運ぶ人々の姿もあった。

新雪に覆われた沢は、柔らかな表情を見せていた。雪は益々迫出して、夏にはかなり距離のある大木を真下から見上げることが出来る。沢の西側の道を北へ向った。





沢が枝分かれして西に張り出している地点へ出て、足が止まった。空を覆っていた樹々が無惨に剪定されていた。住民の要請なのだろうか。不要なことをと、気分が泡立った。張り出した沢の周囲を廻り、東の沢に戻る。途中の住宅街で、珍しい実を見付けた。ツツジの仲間だろうか。黒い実が好ましい。モクレンの芽も随分膨らんで来た。先日見付けたタラノキは、益々迫出す雪山で、大分埋っていた。何の木の芽か、赤い芽が雪に映えていた。







住宅街の北西に残された、枝分かれした沢の先端を通ろうと、迷路の様な道を通って坂道の入口に辿り着いた。カラマツの写真を撮っていると、坂の下の方から犬を連れたご夫婦が登って来られるのが見えた。大きな4匹の黒い犬。大きな犬は性格がおっとりしていて、吠えもせず、ゆったりした足取りで通り過ぎて行った。





買物を済ませて戻る頃には、雲が空を覆い尽くし、小雪が散らついていた。夕刻僅かに夕映えが見られた。今朝の空は薄雲は広がっているものの、陽光は期待出来そう。