31, 01. 2010 晴天


気温が低く陰鬱だっだ前日とは異なり、昨日は気温も上がり良く晴れた。教室を終え、床を磨いて作品を張り込む。礬水(どうさ)の為の膠を水に入れ、今日直ぐに仕事に入れる様に態勢を整えた。遠回りをして東の沢の西側を廻り、北東のスーパーで買物をしようと家を出た。

ナナカマド公園を北へは向わずに南へ抜けて、バス通りを東へ向う。背中に当たる陽射しが暖かい。木立が見えて来たのでバス通りを南へ渡り、沢の西側に出た。雪が沢に向って押し出されているので、沢の公園を木立の間から見下ろすことが出来る。沢の斜面には、多くの足跡が残されていた。中へ入ることは出来ないと思っていた公園から、犬を連れた男性が出ていらした。通られた後を見ると、人が踏み固めた細い道が続いていた。細く曲がった道を辿って南へ進む。広い斜面で、そり滑りを楽しむ子供の姿が見られた。滑り終わった後、気持ち良さそうに雪面に寝転んでいる。スロープは長く、格好の遊び場だった。





公園を出てバス通りを北に渡り、沢に沿って西へ戻る。逆光に照らされた新雪の表面が、チカチカと輝く。枝分かれした沢は、西の方に200m程張り出している。その西端にはあかしや公園と名付けられた小公園があった。張り出した沢に沿って一回りして、東の沢に戻る。押し出された雪が沢に迫出して、枝分かれした沢を北側から見ることが出来た。




道は沢に沿って北へ曲がる。曲り角にも大きな雪の山。絡み合った蔓に目を止め、ダンプで押し上げられた斜面を登ってみた。此処の沢は蔓が多く、複雑に絡み合っている。写真を撮って北へ進もうと道へ戻りかけたら、タラノキと思われる木に、小さな芽を見付けた。あちこちで沢に迫出す雪山に踏み出しては、夏には覗くことが難しい沢の斜面を覗いて楽しんだ。





以前から気に懸かっていたスーパーの南東に見える木立を廻ろうと、西へ向う。行き止りがあって迷路の様になっている住宅街を通り抜け、木立の東側に辿り着いた。除雪された道が下降している。道に沿って降りて行くと、地形と位置から西に張り出した沢の末端である事が分かった。最も低くなった位置には公園が造られ、平屋で方形の地区の集会場もあった。陽が当たったカラマツが美しかった。




月の2度目の満月をブルームーンと云い願い事が叶うと、NY 在住のMIXY友のNさんが日記に書かれておいでだったが、昨夜の月は綺麗だった。願い事はただ一つ。明るい陽光のみ。