10, 01. 2010 危険な雪路


早朝雪が舞ったが、昨日も晴れ間の多い一日となった。松がとれて、僅かな人数の教室も始まった。最高齢の方は札幌からお見えで、例年雪の多い1・2月はお休みになるのだが、余りお天気が良いからと、お元気に姿を見せられた。珍しく葉付きのストレッチャー(極楽鳥花)が見付かり、色も形も強い感じのモデルとした。昨年末見付けた橙も登場させた。新年なので、お茶受けには例年通り花びら餅を自作の渋い角皿にのせて供した。

床を磨き作品を水張りして、北東のスーパーに買物に出かけた。凍結した路面に雪が冠り、気を抜いて歩くとかなり危ない。うっすら冠った雪ごと滑ることになる。踵に重心を置いて滑ると、腰や背中、頭を打つ危険があるので、踵に重心を置かず、摺り足で歩く。毎年のことで慣れているとは言え、雪路を歩くのは肩にも力が入り、結構疲れる。



更地になった空き地では、タカノハススキが枯れ尾花の呼称さながらの姿を見せていた。大きなアセビのあるお宅が2軒あった。何れも高い塀から姿を見せている大きなアセビ。庭のアセビは、植えてから10数年だが、恐らく30年は超えていそうな立派なアセビだった。





スーパーの西側のシラカバが雪と青空に映えて美しい。シラカバの東側の駐車場の雪は、少し量を増していた。買物を済ませ、少し東の沢の縁を通って戻った。




東の沢の末端が、西に大きく張り出している所。高速道路迄の幅がかなりある。遠くからヤドリギかと見えた大きな塊は、蔓性の植物だった。ヤマブドウなのだろうか。沢を離れ、未だ通ったことのない住宅街の道を西へ戻った。ベニシタンが綺麗なお宅があった。




家へ戻って、少し乾燥が進んだ陶筥の身を掘り進めた。未だ底迄は大分ある。蓋はすっかり乾燥して白くなっているが、身の方はしめりが残って色が重い。後数回の作業が必要。



昨日同様、夜半の雪が止んで、青空が広がっている。今日も良い仕事日になりそうに思われる。