28, 12. 2009 雪降り


早朝は晴れていたが、昨日は粉雪が間を置いては降る、雪降りの一日となった。前日の暖気で少し嵩の減った雪に、新雪が降り積もる。今年最後の教室を終え、余り積らぬ内にと不足の香味野菜を買いに出かけた。気温は下がっている様だが、風がないので、余り寒さは感じない。前日緩んだ雪が夜半に凍った上に新雪が積って、少々歩き難い。人影は殆どなかった。軒の氷柱は見られなくなったが、針葉樹に小さな氷柱が出来ていた。前日の暖気で葉に積った雪が融けて出来たもの。




ナナカマド公園を抜けて東へ向う。秋に見付けたナツハゼが、未だ黒い実を付けていた。進路を北にとって、三番通りへ向う。2畳程に広がっていたベニシタンはすっかり雪を冠り、塀の上に僅かに先端を覗かせていた。




クリスマスから一夜明け、売り場は新年用の品物で溢れていた。セロリとパセリを買求め戻ろうとしたら、正月用品のコーナーに見事な橙を見付け、飾っておこうと買求めた。駐車場の西側に、除雪された雪が積上げられていた。この量では,未だ未だ序の口。山は更に高くなり、春迄には数度の排雪が必要となる。




風がないので、三番通りを西へ戻る事にした。団地に接する北側の歩道を歩く。殆ど住宅で埋っているが、未だ空き地が残っていて、北西の札幌の方角が見渡せる。空き地の手前のお宅の庭で、ニシキギが未だ実を付けていた。塀に這わせたツタが、僅かに赤い葉を残していた。シャクナゲは、保温の為に、細く内側に巻込まれていた。未だ遅い時間ではないに薄暗く、車はライトを点けて走っている。






空き地の北西は、雪に霞んで見えなかった。雪原に先端を覗かせている枯れた野草も、間もなく雪に埋もれる。厳冬が始まった。