06, 09. 2009 カシワバアジサイの変容 


昨日の雨の予報は外れて早朝の雨が早々と上がり、午後からは晴天となった。待ちかねた様に、蝶、蜻蛉、四十雀の群が飛来する。雨で倒れた植物はないかと見回ったが、雨量が少なかったのか、大事には至らなかった。植え込んでから10日余り、変化のなかったレンゲショウマが、先端の1輪を開いていた。

7月に白い花を見せていたカシワバアジサイが色付いて来た。他の白いアジサイは、ピンクから赤へと色を変えていくが、この種は茶系に染まる。先端の葉は夏から茶色を帯びているが、茶の領域が広がって、秋の衣装に衣替えし始めた。



夏には緑色を帯びていたイワウチワの葉が真っ赤に燃えている。写真を撮っていたら、シオカラトンボが右手に止まった。仕方なく左手のみで写真に収める。あの大きな目で何を見ているのやら。人間も植物も、等価と映るらしい。





切詰めておいたキキョウが、二番咲きの花を開いている。秋が長ければ、再度切詰めるともう一度花を付けてくれる。





イワウチワ    Shortia uniflora イワウメ科
カシワバアジサイ Hydrangea quercifolia ユキノシタ
キキョウ     Platycodon grandiflorus キキョウ科