27, 08. 2009 落葉と木の実


2日続きの素晴しい秋晴だった。風は少し強かったが、日向では心地よく感じられた。今朝は予報通り、雨雲が立ち籠めている。天候不順ですっかりペースが狂っていた仕事も8月に入って漸く滑り出し、甥の帰省やお盆の出入りの慌ただしさも済んだので、暫く中断していた陶芸を再開することにした。春に成形した陶筥を持参して、今日は久々にK・K さんの工房へ伺う。

仕事が一段落した午後、南西の方角にある商店街に買物に出かけた。バッグにも入る小さな買物だったので、カメラを持参した。家を出て、西隣のお宅の角を曲がると、引越の出入りで今年は放置されていた桃に、真新しい袋がかけられているのが目に入った。以前お住まいだった方が植えられ、最初の頃は実が小さかったが、5年位前からは実も大きくなって、お届け頂いた実は、味も良くなっていた。新たな隣人にも大切にされている様子が伺えて嬉しかった。西へ進んで、大きな林檎の木の下を通る。道路に枝が出たインド林檎は、少し実が大きくなっていた。白樺公園の栗の毬も、一回り大きくなった。





40年を経たシラカバは、幹がかなり太くなっている。少し黄葉が始まり、地面はシラカバの葉が降り積もっていた。緑の草や葉と枯れ色の落葉のハーモニーが美しい。




公園を抜けてバス通りを西へ向かう。以前小児科の医院だったお宅が建替えられたが、庭木は殆どそのまま残された。バス通りに面したハマナスの生垣には、赤い実が艶やかに光っていた。天気は良し、帰りがけは白樺公園の南のナナカマドの公園を通って還ろうと思いながら、買物を済ませた。



クリ   Castanea crenata ブナ科
シラカバ Betula platyphylla var. japonica カバノキ科
ハマナス Rosa rugosa バラ科
モモ   Punus persica バラ科
リンゴ  Malus domestica バラ科