19, 08. 2009 公園のクリの実


お盆が過ぎて、天候がすっきりせぬ日が続き、気温がぐんと下がって来た。外は未だ暗く、今朝は雨が降っている。今日の予想最高気温は20度前後。道東、道北はもとより、道南でも20度に達しない所が多い。8月の上旬のみの束の間の夏だった。

昨日買物へ出かける折に、白樺公園のクリの実が気になって、カメラを持って出かけた。少し離れた位置からでもそれと分かる程、毬が大きくなっていた。例年クリの毬に気付くのはこの段階で、それ以前の小さな毬には気付かない。風もあって涼しく、歩くには好都合の気温だったので、予定を変えて、中央の沢を廻ってから買物をする事にした。小1時間のコース。名残りのヤブカンゾウが賑々しく咲いている脇を抜けて、西へ向かう。





中央の沢へ達して遊歩道へ入る角に、ヤマボウシを植えてあるお宅がある。見上げると、心持ち大きくなったヤマボウシの実が見受けられた。葉が少し落ちたのか、前回よりも実が良く見えた。南へ向かって、ヤマブドウの実はないかと探したが、見付からなかった。代わりに、丸いサルナシ(コクワ)の実を見付けた。






木の実で思い出したが、庭の梅の実は、殆ど壊滅状態だった。一昨日、少し色付いた実が落ち始めたので、木に登って収穫を試みた。下から見上げると気付かなかったが、傍で見ると実が割けていたり、枝に付いたまま朽ちているものが多かった。見かけは正常と思われる色付いた実と青い実を採って降りたが、一晩拡げておいてみたら、腐敗が目立った。2ヶ月以上、雨に晒され、急に陽に当たったからなのだろうか。幸い今年は実の数が少ない年に当たっていたが、準備した容器はお蔵入り。蜂蜜漬けとジャム作りは、来年に延期された。




ウメ     Prunus mume バラ科
クリ     Castanea crenata ブナ科
サルナシ   Agtinidia arguta アケビ科 別名 シラクチヅル コクワ
ヤマボウシ  Cornus kousa ミズキ科
ヤブカンゾウ Hemerocallis fulva var. kwanso ユリ科